

| HDDとは、もちろんハードディスクドライブのことです。フロッピーディスクドライブのように、ディスクを取り出すことができないので、固定式ドライブという言い方もします。ドライブは密閉されていて、その中にガラスや金属の円盤に磁気塗料が塗ってある円盤が何枚も収められています。外付けタイプと内蔵タイプがありますが、内蔵タイプのほうが安いので、自作する場合は内蔵タイプを使うことが多いでしょう。 パソコンショップで見かけるタイプはふたつあります。化粧箱に入っていて日本の有名メーカーが販売元になっているドライブもありますし、むきだしのドライブが梱包材に包まれていているだけのベアードライブも売られています。箱売りのほうは保証書や説明書も付いているものの、割高です。一方、ベアードライブのほうは割安感がありますが、お店によっては保証期間が短いこともあります。 接続形式によってIDE接続とSCSI接続とがあります。 IDE接続の場合はマザーボードのIDEポートと接続するだけで使えますが、SCIS接続の場合はSCSIカード経由で接続しないといけません。IDEタイプをSCIS用に使ったり、その逆もできません。 それぞれ回転数によってデータ転送の速度が違います。 たとえばIDEタイプのドライブの場合、5400回転、7200回転などがあります。これは1分間のディスク回転数です。キャッシュ容量(*)、ドライブ回転数の違いで同じ容量でもメーカーや型番により価格は違います。インターネット、通信、ビジネスソフトにPCをお使いでしたら、 5400回転の13~20GBくらいが、お買い得感が高いですが、パフォーマンスを追究するならば7200回転のドライブで決まりだと思います。 IDEタイプのHDD 420MB (^_^;)IDEタイプのハードディスクを使う上で覚えておくことがあります。マザーボードのIDEポートに2台のドライブを接続することができると前に書きました、2台接続する場合にはドライブを認識させるための手動設定が必要になります。片方のドライブをマスターに設定し、もう片方をスレーブに設定してあげないと、パソコンからは認識してもらえません。その時の設定の仕方は、ドライブの背面にあるジャンパによる設定です。これは、IDEタイプ(ATAPI)のCD-ROMドライブの場合も同じです。マザーボード上にはふたつのIDEポート(チャンネル)がありますので、それぞれのチャンネルごとに片方のドライブをマスター、もう片方をスレーブに設定します。 ジャンパがSLの位置に挿してあるので、スレーブに設定されている例この設定をおこたると、ドライブがきちんと使えないことになりますので、気を付けましょう。なお、SCSIタイプのハードディスクを使う場合は、この設定の代わりにSCSI IDの番号設定をしてやることで、パソコンから認識してもらえるようになります。 IDEハードディスクの選び方のまとめ:(価格は2000年春のものです) パフォーマンスを優先するなら、7200回転のドライブ(20ギガバイトで1万8千円~2万円前後) 価格を優先するなら、5400回転のドライブ(20ギガバイトで1万6千円~1万8千円前後) なお、最近のIDEタイプは UltraDMA/66対応となっているのと、大容量がほとんどです。一部の古いマザーボード上ではうまく動作しない場合もあるようです。気を付けましょう。 (*)キャッシュ容量とは? データのやりとりを高速にするために、一時的にデータを記憶しておく場所。同じデータが二度目、三度目に呼び出された時に、いちいちドライブにアクセスせずに、キャッシュの中に記憶しておいたものがあればそれを使ってデータをやりとりするので、高速にデータをやりとりできるようになる。 |
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